2014年03月13日

Kaveri A10-7850+α IYH!つづき

前回の続きです。
とりあえずOSまで入れました。
無題.jpg
ドライバ等を当てていない状態なので、解像度が低いままです。
これからドライバを入れ、確認したエクスペリエンスインデックスの結果がこちら。
kaveri3.jpg
Catalystの表示です。
kaveri1-1.jpg kaveri2-1.jpg

これで準備は完了。性能テストのためにいくつかベンチマークを動かし、スコア・消費電力・温度を測定しました。
比較対象としてi7-4770Kでの同様のテスト結果を併記、一部でi7-2600KとFX-8120の数値も参考値として記載しています。
消費電力と温度は各テスト実行時の最大値を採用しています。
消費電力はワットチェッカー読み、温度はHWiNFO64で測定しています。
まず、各テストのスコアを掲載していきます。
こちらはCinebench R11.5のCPUスコア。
score1.jpg
こちらはAviutlにて10分の動画(1280x720,可逆圧縮,60fps)をMP4にエンコードしたときの所要時間です。
score2.jpg
CPU部分の純粋な性能としては、この中では唯一の4スレッド製品なこともあり、他の製品より劣る結果が出ました。
続いてGPU部分の評価のため、FF14とDQ10のベンチマークを行い、その結果を乗せていきます。
解像度は1280x720で統一、FFは最高設定のみ、DQは標準設定と最高設定の2種類を実施しています。
score3.jpg
4770Kと比べると優位性は見られるものの、差はそれほど大きくなく、前評判ほどの性能ではないように見えます。
そこで、GPUの性能をより発揮するべく、メモリを変更してみました。
使ったのはこちら。
IMG_0327.JPG IMG_0329.JPG
Kingstonの「KHX24C11T3K2」という型番のオーバークロックメモリです。
4GBを2枚で、DDR-2400という高速メモリです。
マザーボードの対応メモリのリストには載っていませんでしたが、型番の数字が1つだけ違うものはあったので大丈夫だろうとIYHしました。
ヒートシンクが大きく、取り付けると純正CPUクーラーと同じくらいの高さになります。
IMG_0331-1.JPG
クーラーを大型のものに変更する際には、干渉に気を付ける必要がありそうです。
それでこのメモリ、取り付けるだけでは性能を十分には発揮できず、適した設定に合わせてやらないといけません。
ただ、設定そのものはパターンとして登録されているので、それを選択するだけで反映されます。
具体的には、UEFI画面で「D.O.C.P」という項目を選び、
140301175631.jpg
2つあるパターンのいずれかを選ぶだけ。
変更される設定が表示されるので、
140301175724.jpg
OKをクリックして再起動をかけると作業完了。
手動で設定を変更することも可能ですが、それはオーバークロックなどでより詰めたい時に触るくらいでいいと思います。もしくは上記の設定で不具合が出る時。
再起動後、UEFI画面でメモリの動作クロックを確認。
140301175744.jpg
2400MHzになりました。
では改めてテストを実行します。
Catalystではこう表示されました。
kaveri6-1.jpg
メモリの項目の数値が変わり、帯域幅は5割増くらいになっています。
テスト結果は、CPUの性能を測るテストではほぼ数値に変更はありませんでしたが、ゲームベンチではしっかり効果が出ました。
score4.jpg
メモリ変更後の数値を1番上に表示していますが、優位性がはっきりと見えるようになりました。

メモリを変更したことによって消費電力が10W前後上がり、温度も3℃ほど上がりました。
その状態での各テスト時の測定結果です。
左は消費電力、右は温度です。
watt.jpg temp.jpg
消費電力は4770Kと同じような数値で、スコアがいいテストでは消費電力も大きい傾向にあります。
温度は7850Kが突出して高い数値になっていますが、他の製品ではCPUクーラーを変更してエアフローも考慮した組み方をしているからで、4770Kも純正クーラーではこれと同じような数値になっていました。

これらグラフにしたテストのほか、Rance9のベンチマークもやってみました。
メモリ変更状態で高画質のスコアが69fpsでした。4770Kだと48fpsだったので、5割近く差がついています。

というわけで、あれこれとテストをしましたが、これらの結果を見ると7850KというAPUは、単体で一通りのことをそこそこ快適にできるAPUだと言えると思います。
ゲームは内蔵グラフィックとしては合格点、エンコード作業もたまにしかしない程度であれば妥協できる速度だと思います。
ただ性能を十分に発揮するには高速メモリが必要で、それらは大抵大きなヒートシンク付きなので、環境によっては取り付けが難しい場合もあると思うので注意が必要です。
また、負荷をかけると温度がかなり上昇するので、CPUクーラーも変更した方がよさそうです。
この結果を見ると拡張ボード類を取り付けずに小型PCで運用するのに最適な製品のようなので、内部にある程度のスペースを必要とする熱対策など悩ましい限りです。

  
posted by ストン at 15:36| Comment(0) | TrackBack(0) | PC
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